妙光寺御池
( みょうこうじおいけ )
国道8号線から少し入ったところに妙光寺山があり、その裾に大きな池があります。この池は自然にできたものではなく、今から約300年以上も前に、妙光寺村の人たちによって造られた人工池です。昭和の初めころまでは、「男池」「女池」と二つに分かれていましたが、1960年(昭和34年)の改修工事で、真ん中の参道が取り除かれ、現在の大きな池になりました。この御池は、おいしいお米を収穫するためになくてはならない水を確保するために造られたものです。
雨が降ると、水は山水となり、砂防ダム、小さな川、暗渠、パイプを通ってこの御池に流れ込みます。そして池の樋から出た水は用水路を通って、広い田や畑へと流れてきます。また、オーバーフローの仕組みが取り入れられていることによって、雨がたくさん降って池の水が増え、あふれそうな時は、出口から自然と田や畑へ流れるようになっています。
(参照:野洲のミニ百科事典)
雨が降ると、水は山水となり、砂防ダム、小さな川、暗渠、パイプを通ってこの御池に流れ込みます。そして池の樋から出た水は用水路を通って、広い田や畑へと流れてきます。また、オーバーフローの仕組みが取り入れられていることによって、雨がたくさん降って池の水が増え、あふれそうな時は、出口から自然と田や畑へ流れるようになっています。
(参照:野洲のミニ百科事典)